あなたが持ってるオレの作品に、
新たな価値を感じるかも知れない。
それを伝えたくて書いた。
なぜ今さらブログ?
自分に無い視点に気づき、戸惑った。
何かしなければ… 答えはすぐには出ない。
なんとか絞り出した答えは、伝えること。
避けてきた「語る」ということ。
ここは「思いの置き場所」。
作品を手にしたあなたのための場所。
今日は、その話。
■ただの記号
オレは偏った人間だ。
興味のあること以外はどうでもいい…。
そんな人間。
突き詰めたいのは、モノ作り。
極論を言うと、
「モノ作り」以外のことはどうでもいい…。
そのどうでもいいことの一つが、「名前」。
ブランド名は、安易なものだった。
・MOHICAN XXXXX → モヒカンだったから。
・MOKA → モリタカツヤ の「モ」と「カ」。
・KATSUYA MORITA made
→ ○○が作った。って意味の直訳。
テキトーである。
モノのクオリティが高ければいい。
気に入ってくれた人にだけ届けばいい。
アフターケアをすれば責任を果たしている。
そう思ってた。
基本、自分勝手に作ってきた。
オレが見ているのは、
「自分」や「自分が作るモノ」だけだった。
オリジナルを作る人はそれでいいと。
ブランド名とは、
他と区別するための「記号」でしかなかった。
■2人展「THE GUILD」
2024年、
ジャンク郎さんという鉄を扱うアーティストと
2人展「THE GUILD」を行った。
二人の作品やコラボアイテムを展示・販売する。
初めてメインを張るイベント。
ありがたい事に多くの方に来場・購入して頂いた。
たくさんの方と作品について話した。
皆、真剣に話を聞いてくれる。
会話をきっかけに購入してくれる方が多くいた。
作り手に対するリスペクトを感じた。
新鮮な体験。
とても楽しかったし、嬉しかった。
イベントは成功し、
良いモノを作っていこう。
アフターケアもしっかりやるぞ。
と気持ちを再認識し、日常に戻っていく。

■気づき
しばらく経った頃。
2人展「THE GUILD」で
作品を購入してくれた方々を思い出していた。
こんな考えが浮かんできた。
あれ?
オレはあの人達に
ノーブランドのモノを身に着けさせてるのか?
…と。
ハッとした…。
なんでこんなことを思ったんだ?
心がザワつく。
今まで深く考えたことがない。
戸惑った。
この感情が何なのか、自分でもわからない。
そして…
とても申し訳ない気持ちになった…。
■本質とは?
この
作品を手にした人のことを考える視点 は、
オレに無かった。
作品に価値を感じてくれたはずだから、
そこまで考える必要は無いのかもしれない。
しかし、
いつもこの「視点」が引っかかっていた。
ボディーブローのようにじわじわ効いてくる…。
月日とともに、
申し訳なさが大きく、強くなっていく。
2025年、
2人展「THE GUILD 2」を行った。
ありがたい事に、2回目も好評だった。
だが、
イベントの成功とは裏腹に、意識は別にあった。
オレはあの人達に、
ノーブランドのモノを身に着けさせている。
…。
このままではイカン…。
どうすりゃいい?
ノーブランド…。
そもそもブランドって何だ???
ただの名前って意味じゃないのはわかる。
ブランドの本質ってなんだ???
考えても、調べても、
納得できる答えは出てこなかった。

■伝える
考えてもわからない。
だから、方向性を変えてみた。
ブランドの本質はわからない…。
それなら、
オレが、できることは何だ?
あの人達だけでなく、
今まで作品を買った全ての人のために
できることは何だ?
答えはすぐには出なかった。
それでも、なんとか絞り出したのが…、
作品を手にしてる人に
「思い」を伝える事か…。 と。
なぜ作ったか?
何がきっかけで?
どんな意味があるのか? など、
オレの心の内にある「思い」を
言葉にする。
伝える。
知ってもらう。
これができる事じゃないか? と。
作り手の思いを知ることで、
手にしてる人にとって
作品の価値が高まるんじゃないか。
そう思った。
正しいかはわからない…。
納得に一番近かったのがこれだった…。
■言葉
自分の「思い」を言葉にしてこなかった。
なぜかというと、苦手だから。
苦手だから嫌い。
嫌いだからやらない。
やらないから上達しない。 の負のループ。
好きだから上達した「モノ作り」と対極。
避けてきた。
「多くを語る必要はないでしょ。
言葉なんていらないゼ、ベイベー。」
ってな顔をしてたが、
その実は苦手分野から逃げてるだけ…。
要するにビビってたんだ…。
■これから
正直、今もビビってる…。
自分の内なるものを出すのは怖い。
しかも、苦手な文章、言葉という手段で…。
「でも、やらなきゃいけないだろう?
オマエを信じて、作品を買った人の為に。」
と、オレの心が言っている…。
「確かにそうだな。その通りだ。」
オレの意識は、納得し、同意してる。
これから
作品やモノ作りに対する
「思い」をここに置いていく。
自分の為ならやらない。
これは、
今までに作品を買った人の為にやる。
そして、
これから手にする人の為にやる。
ここは「思いの置き場所」
あなたが、持ってる作品に
新たな価値を感じるかもしれないから。
ただ、知ってほしい。
それがこのブログを始める理由。



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